肩の構造は主に骨、筋肉、靭帯、腱、神経、血管、関節などの色々な組織があります。
特に五十肩で関わってくるものとしては
神経、筋肉、血管、関節です。
元々肩は複合的にそれぞれの組織が集まってできているものです。
肩が動く時には組織たちがそれぞれの役割をして円滑、スムーズに動くようにできています。
例)会社では色々な部署がありそれらが円滑に動いて会社が成り立っているのと同じです。
この中で筋肉が疲労などの蓄積によって動きが悪くなると円滑な動きが悪くなります。
そうなると骨同士が無理に擦れたり、関節を守る関節胞に傷がついたりなどしていき、長期間にわたり炎症が起こることになります。
そうなると炎症を抑えるために体の機能がたくさん働き炎症を抑えようと働きます。
そこで体は痛みがあるところに血管を作る作用があります。
これをモヤモヤ血管と言います。
また、ここで新たな血管が伸びて一緒に神経も伸びていき痛みを感じやすく敏感になり、少し動かすと痛くなる肩が出来上がります。
その状態が慢性的になると五十肩の症状のように夜寝ていても痛い夜間痛、棚の上にあるものを撮るような動きや腰や背中を掻くような動きも痛みでできなくなります。