顔がひきつる・こわばる後遺症
鍼灸でのケア方法とは?回復途中の方へ伝えたいこと
・顔面神経麻痺が回復しても残る『後遺症』とは?
・後遺症はなぜ起こる?体の中で起きていること
・鍼灸による後遺症へのアプローチ
・実際の施術内容と回復ステップ
更新日 2025年06月27日
仙台市青葉区一番町1-16-23 一番町スクエア4G-F
顔面神経麻痺は、発症後に治療を受けて症状が改善していくことが多いですが、
「日常生活ではそこまで困っていないけど、なんだか違和感が残っている」という方が少なくありません。
たとえば、以下のような症状はありませんか?
笑うと片方の口角だけが引っ張られる
目を閉じようとしても、片方だけしっかり閉じきれない
口元がこわばって話しづらい、滑舌が悪くなった
「もう治った」と言われたけど、痺れや違和感がずっと残っている
こうした症状は、
顔面神経のダメージが一部残っていたり、筋肉の使い方に偏りが出ていることで起こる後遺症です。
発症から1〜2ヶ月以上経っても改善が見られない場合は、早めのケアが回復の鍵になります。
「なぜ自分だけ後遺症が残ってしまったのか…」と悩む方も多いですが、
それは体質やタイミング、生活環境の違いであり、あなたのせいではありません。
項目 | 回復しやすい人 | 後遺症が残りやすい人 |
---|---|---|
発症からの対応 | 早期に治療を開始 | しばらく放置・様子見で遅れた |
リハビリ | 適切なタイミングで始めた | 自己流 or やっていない |
首・姿勢など | 一緒に調整していた | 顔のみの治療に集中 |
体質 | 血流が良い・冷えが少ない | 冷えやむくみ体質・慢性疲労 |
これ以上よくならないのでは…」と感じる方は少なくありません。
特に、ある程度回復したあとに進展が止まったように見える「停滞期」では、そう思ってしまうのも無理はないことです。
しかし実際には、神経は非常にゆっくりと再生を続けており、見た目の変化が出にくいだけのことも多いのです。
3ヶ月〜6ヶ月、あるいはそれ以上かけて少しずつ動きが滑らかになっていくケースもあります。
鍼灸では、このような停滞期に対して、神経や筋肉に微細な刺激を与えることで、再び動き出すきっかけをつくる施術を行います。
「これからどうなるのか不安」「でも、もう少し希望を持ちたい」――
そんな気持ちに、私たちはしっかりと寄り添いながらサポートしていきます。
顔面神経麻痺の改善には、「治る症状なのか」「慎重に経過を見るべき症状なのか」を見極めることが非常に重要です。
そのため、初回の問診では、顔の動きや感覚の状態を細かくチェックさせていただきます。
特に以下の点を重視しています:
どの筋肉がどの程度動いているか
表情を作るときに不自然な連動がないか
しびれや痛みがあるかどうか
発症直後の急性期ではないかの確認
また、鍼灸では「顔だけ」ではなく、
体全体の状態も診ていくのが大きな特長です。
実は、首の位置や姿勢、背中や肩の緊張状態も、
顔面神経の働きに密接に関係しています。
そのため、顔の症状を中心に見ながらも、
首の動き・姿勢のバランス・神経の通り道にある詰まりや痛みなども合わせて確認し、
体全体の回復力を高めることを目的に、丁寧な問診と検査を行っています。
当院では、患者さまのご都合に合わせて複数の予約方法をご用意しています。
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ご希望の方法で、お気軽にご予約ください。
症状に関するご相談や、施術内容に不安がある方も、事前にお問い合わせいただければ丁寧にご案内いたします。
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