・頸椎ヘルニアとは
・ストレートネックが関係してくる
・手術を避ける鍼灸治療
・頸椎ヘルニアの手術を回避する鍼灸治療
更新日 2025年6月7日
~首から肩、腕のしびれや痛みの原因に~
頸椎ヘルニアとは、首の骨(頸椎)の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫することでしびれや痛みを引き起こす状態です。
特に多いのが、首~肩~腕にかけてのしびれ・脱力感・ズキズキとした痛みなど。
ひどくなると日常生活に支障をきたすこともあるため、早めの対応が大切です。
長時間のパソコン作業やスマホ操作で、首が前に突き出る「ストレートネック」の姿勢が続くと、
首まわりの筋肉が硬くなり、椎間板に圧力がかかりやすくなります。
この積み重ねが、頸椎ヘルニアの原因になるのです。
~首のS字カーブ”が失われた現代人の首のトラブル~
ストレートネックとは、本来なだらかな前弯カーブを描いているはずの首の骨(頸椎)がまっすぐになってしまっている状態です。
この状態になると、首や肩にかかる負担が増し、首こり・肩こり・頭痛・しびれ・めまいといった症状の原因になります。
人の首は、横から見ると軽く前方にカーブしており、これが頭の重さ(約5〜6kg)を分散し、衝撃を吸収する“クッション”の役割を果たしています。
しかし、長時間のスマホ・パソコン作業・うつむいた姿勢が続くと、
頭が前に突き出る
首が下を向き続ける
背中が丸まる
といった状態が慢性化し、この前弯カーブが失われて“まっすぐな首”=ストレートネックへと変化していきます。
前弯がなくなると、頭の重さを支える力を分散できず、首の筋肉や椎間板、神経に直接負荷がかかるようになります。
特に頭が2〜3cm前に出るごとに、首にかかる負担は約2倍になるとも言われており、
現代人にとって非常にリスクの高い姿勢不良です。
さらにストレートネックでは、以下の筋肉が特に固まりやすくなります。
後頭下筋群(こうとうかきんぐん)
→ 頭の付け根にある深層筋で、常に緊張しやすく、首こり・目の疲れ・頭痛の原因になります。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
→ 首の横側にあり、顔を回したり傾けたりする筋肉。前方姿勢で引っ張られ続けて過緊張しやすくなります。
僧帽筋上部・肩甲挙筋(けんこうきょきん)
→ 肩から首にかけての筋肉で、重力を支える負担が増え、肩こりの主な原因となります。
これらの筋肉が慢性的に緊張すると、血流が悪化し、自律神経も乱れやすくなり、首まわりだけでなく全身に不調が波及することもあります。
頸椎ヘルニアや脊柱管狭窄症など、首に関わる疾患で病院から「手術しかないかもしれません」と告げられる方は少なくありません。
ですが、「手術には抵抗がある」「できるなら切らずに改善したい」と感じる方も多いはずです。
実際、首の手術は身体的にも精神的にも大きな負担がかかる治療法です。
首は“神経の通り道”として非常に繊細
頸椎には脊髄や神経根が通っており、ごくわずかなズレや癒着でも感覚障害・しびれ・可動域制限が残る可能性があります。
術後の回復期間が長くなることも
安静期間、リハビリ、後遺症の確認など、術後も長期間のケアが必要になります。
再発リスクや隣接部の変性
一度手術をしても、周辺の関節に負担がかかり、新たな不調が出るケースもあります。
精神的な負担が大きい
首という“中枢”にメスを入れることへの恐怖や不安は、少なからず心身にストレスを与えます。
~“刺す”だけじゃない、本当の回復力への働きかけ~
「鍼を刺すだけで本当に治るの?」
「マッサージと何が違うの?」
そんな疑問を持たれる方は少なくありません。
実は鍼灸は、ただ“筋肉をゆるめる”だけではなく、体の内側にある“自然治癒力”を科学的に引き出す仕組みがあります。
多くの不調の背景には、血流の滞り(=酸素や栄養が届いていない状態)があります。
鍼灸は、筋肉や皮膚に微細な刺激を与えることで局所的な毛細血管を開かせ、酸素と栄養を届けやすくする作用があります。
その結果、硬くなった筋肉や腫れた組織が自然に修復されやすい状態になるのです。
現代人に多いのが、ストレスや疲労による交感神経の過剰優位状態です。
これが続くと、回復・睡眠・免疫などがうまく働かず、慢性症状がなかなか改善しません。
鍼灸は、副交感神経(リラックスの神経)をやさしく刺激することで、自律神経全体のバランスを整える効果があるとされています。
薬や湿布は、痛みや症状を「一時的に抑える」ものですが、
鍼灸は「なぜそこに痛みが出ているのか?」「どこから崩れてきたのか?」を全身から探して、根本原因に対して刺激を入れる治療法です。
たとえば、
頭痛の原因が首の深部のこわばり
腰痛の原因が足の筋力のアンバランス
自律神経の乱れが内臓や背中の緊張
といった“意外な因果関係”に目を向けられるのが、鍼灸の強みです。
現代人に多いのが、ストレスや疲労による交感神経の過剰優位状態です。
これが続くと、回復・睡眠・免疫などがうまく働かず、慢性症状がなかなか改善しません。
鍼灸は、副交感神経(リラックスの神経)をやさしく刺激することで、自律神経全体のバランスを整える効果があるとされています。
「どこに行っても良くならなかった」
「マッサージしても悪化するだけ」
そんなお悩みの方にこそ、当院の鍼灸施術を受けていただきたいと考えています。
仙台市の中心・青葉区一番町エリアにあるため、地下鉄やバスでのアクセスも良好です。完全予約制のため、お待たせすることなく落ち着いて施術を受けられます。
仙台で頸椎ヘルニアに対応している鍼灸院を探している
整形外科や整体で改善しなかった
腕や肩周りの痺れが治らない
薬を飲んでも対処療法でしかない
半年ほど前から肩~腕にかけてのしびれと痛みに悩まされていました。整形外科で頸椎ヘルニアと診断され、手術の提案もありましたがどうしても避けたくて、仙台市内で鍼灸院を探してこちらに来院。最初はしびれが強かったのですが、首や背中の緊張をゆるめていくうちに少しずつ症状が軽くなり、今では仕事も支障なく続けられています。
半年ほど前から肩~腕にかけてのしびれと痛みに悩まされていました。整形外科で頸椎ヘルニアと診断され、手術の提案もありましたがどうしても避けたくて、仙台市内で鍼灸院を探してこちらに来院。最初はしびれが強かったのですが、首や背中の緊張をゆるめていくうちに少しずつ症状が軽くなり、今では仕事も支障なく続けられています。
長時間のパソコン作業で首の違和感がどんどん悪化し、手や肩にしびれまで出てきたときには不安でいっぱいでした。
整形では経過観察だけで不安だったので、口コミで見つけたこちらの鍼灸院に相談。施術では体全体のバランスも見てもらえて、数回でかなり首が楽になりました。自分でできるケアも教えてもらえたのが嬉しかったです。
はい。ヘルニアそのものを「元に戻す」わけではありませんが、神経を圧迫している周囲の筋肉の緊張や炎症をやわらげることで、しびれや痛みの改善が十分に期待できます。
実際に「手術を避けたい」という方から多くご相談をいただいています。
問題ありません。手術を急がなくてもよい状態であれば、まずは鍼灸で症状の軽減を目指すのも有効です。
手術の前に身体の状態を整えておくことで、回復しやすい体づくりにもつながります。
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