冷え性

・冷え性とは

・冷え性の原因・メカニズム

・冷え性を治していくには

・冷え性と似ている症状

更新日 2025年1月30日

冷え性とは

体の危険信号!

冷え性とは、体の血流が悪くなることで手足や全身が冷たく感じる状態を指します。
特に女性に多く見られますが、近年では男性にも増えています。
単に「寒い」と感じるだけでなく、冷えが原因で頭痛や肩こり、疲労感、不眠、免疫力の低下など、全身にさまざまな影響を及ぼすことがあります。

冷え性は、外気温に関係なく起こることが特徴であり、体の血流や自律神経の働きが大きく関係しています。長年の冷えを放置すると、慢性的な不調につながるため、早めに改善することが大切です。

冷え性の原因・メカニズム

原因は多数!

冷え性の主な原因

冷え性には、生活習慣や環境によるものから、病気が関係している場合までさまざまな原因があります。

1. 生活習慣によるもの

運動不足:筋肉が少ないと熱を作る力が弱くなり、血流が滞る
冷たい飲食物の摂取:体の内側から冷えてしまい、代謝が低下
長時間の同じ姿勢:血流が悪くなり、特にデスクワークの人は要注意
ストレス:自律神経が乱れ、血管の収縮を引き起こす

2. 環境的な要因

エアコンの影響:冷房の効いた環境に長時間いると、体温調節機能が低下
寒暖差:急激な気温の変化により血管の収縮が過剰に起こる

3. 病気が原因の場合

低血圧:血圧が低いと全身の血流が不足し、冷えを感じやすい
甲状腺機能低下症:新陳代謝が低下し、冷えやむくみが起こる
貧血:血液の流れが悪くなり、末端に十分な酸素や栄養が届かない

冷え性のメカニズム(解剖学的な視点から)

冷え性は、血液循環の異常や自律神経の乱れが原因で発生します。体の血流がスムーズであれば、手足の末端まで温かい血液が行き渡り、体温が均一に保たれます。しかし、何らかの要因で血管が収縮し、血液の流れが悪くなると、体の末端部分(手足など)が冷えてしまいます。
 

1. 体温調節と血流の関係

人間の体は、自律神経(交感神経・副交感神経)によって体温を調節しています。寒さを感じると交感神経が働き、体温を維持するために皮膚の血管を収縮させます。この働きが過剰になると、末端の血流が滞り、冷えが生じます。
 

2. 筋肉量の不足

筋肉は熱を生み出す働きがあり、体の発熱量の約40%は筋肉によって生み出されています。特に女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、基礎代謝が低く、熱を生み出す力が弱いため、冷え性になりやすいです。
 

3. 血液循環の異常

冷え性の人は、血流が滞りやすく、特に毛細血管(末梢血管)への血液供給が不足しがちです。血流が悪くなると、酸素や栄養素の運搬が滞り、手足が冷たくなるだけでなく、肌荒れやむくみなどの症状も引き起こします。
 

4. ホルモンバランスの影響

女性はエストロゲン(女性ホルモン)の影響で血管が収縮しやすく、月経や更年期の影響で血流が悪くなりやすい傾向にあります。特に生理中は血流が低下しやすく、冷えを感じることが増えます。

冷え性を治していくには

軽症か重症かの見極めが大切

冷え性を改善するには、血流を良くし、体の内側から温める習慣を身につけることが重要です。生活習慣の見直しとともに、西洋医学と東洋医学のアプローチを組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。
 

西洋医学的アプローチ

まず、生活習慣の改善が基本となります。適度な運動を取り入れ、筋肉量を増やすことで、基礎代謝を上げることが重要です。特にスクワットやウォーキングなどの下半身を鍛える運動は、血流改善に効果的です。

また、食事面では、鉄分やビタミンEを多く含む食品(レバー、ナッツ、緑黄色野菜など)を摂取し、血行を促進することが大切です。温かい飲み物を積極的に取り入れることも有効です。

冷え性が重度の場合、血管拡張剤や漢方薬(当帰芍薬散、桂枝茯苓丸など)が処方されることもあります。
これらの薬は、血流を改善し、冷えによる不調を和らげるのに役立ちます。

 

東洋医学的アプローチ

東洋医学では、「冷えは気血の巡りの滞り」と考えられています。 鍼灸やツボ刺激を行うことで、血流を促し、冷えを改善することが可能です。

鍼灸治療では、三陰交(さんいんこう)、太谿(たいけい)、関元(かんげん)などのツボを刺激することで、冷えを和らげます。お灸を使うと、より温熱効果が高まり、体の芯から温まることができます。

また、日常生活でも、足湯や温熱パッドを活用し、冷えやすい部分を温める習慣を持つことが大切です。

冷え性に似ている症状

判断が大切

胃腸の不調に似ている症状

1. 過敏性腸症候群(IBS)

  • 主な症状:ストレスで下痢や便秘を繰り返す。
  • 胃腸の不調との違い:精神的な影響が大きく、自律神経の乱れが主な原因。
     

2. 逆流性食道炎

  • 主な症状:食後や横になると胸やけが起こる。
  • 胃腸の不調との違い:胃酸の逆流が主な原因で、胸の痛みや喉の違和感を伴う。
     

3. 機能性ディスペプシア

  • 主な症状:胃もたれ、膨満感、食欲不振。
  • 胃腸の不調との違い:胃に異常はないが、消化機能の低下が原因。
胃腸の不調と似ている症状の比較

胃腸の不調と似ている症状の比較

疾患 主な症状 原因 特徴 治療法
胃腸の不調(機能性ディスペプシア) 胃もたれ、膨満感、便秘・下痢 ストレス、食生活の乱れ、自律神経の乱れ 胃に異常はないが、消化機能が低下 食事改善、ストレス管理、鍼灸
過敏性腸症候群(IBS) ストレスで下痢や便秘を繰り返す 自律神経の乱れ、ストレス 便通異常が精神的影響を受けやすい 食事改善、リラックス、漢方・整腸剤
逆流性食道炎 胸やけ、食後の胃もたれ、喉の違和感 胃酸の逆流、暴飲暴食 横になると悪化しやすい 胃酸抑制薬、食生活の改善
胃潰瘍・十二指腸潰瘍 胃の痛み、吐き気、黒い便 ピロリ菌感染、胃酸過多 空腹時に痛みが強くなる PPI(胃酸抑制薬)、ピロリ菌除菌
腸閉塞 腹部膨満感、便が出ない、強い腹痛 腸の詰まり、術後癒着 放置すると危険(緊急手術が必要) 入院治療、外科手術

出張整体・出張鍼灸について

 

  1. 出張整体・出張鍼灸施術のメリット
    • 自宅でリラックスしながら受けられる
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    • 出張などでホテルで本悪的な施術を受けたい方
  2. 施術の流れ

    • ホテルやご自宅へ→到着後すぐに準備→ 施術 → アフターケアの提案
    • 移動には30分ほどいただいています
    • 出張整体・鍼灸での服装はTシャツと半ズボンが理想です
    • 鍼灸用のTシャツをお渡ししますのでご連絡ください
  3. 対応可能なエリア

    • 地域名を具体的に記載(例:東京23区、神奈川の特定地域)
    • 出張費用の有無や条件
  4. 施術内容の詳細

    • 整体、鍼灸をメインとした施術になります
    • 他にもストレッチやリハビリ程度の運動も提案可能です

3. 自己紹介と院の特徴

    • 専門分野と取り組み
      筋肉や神経の痛み、内臓疲労(胃、腸、肺など)、睡眠障害、脳疲労へのアプローチを得意とし、特に出張型施術では清潔感と衛生管理を徹底。鍼灸治療では、鍼の長さや太さをお客様の状態に応じて調整し、リラックスしながら安心して施術を受けていただける環境を整えています。

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