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・自律神経失調症とは
・自律神経失調症の原因・メカニズム
・自律神経失調症を治していくには
・自律神経失調症と似ている症状
更新日 2025年02月07日
自律神経失調症とは、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れ、さまざまな身体的・精神的な症状が現れる状態を指します。
自律神経は、心拍、血圧、体温調節、消化活動など、体の基本的な機能を無意識にコントロールしています。
この機能が乱れることで、全身に影響を及ぼすのが特徴です。
主な症状
自律神経失調症は、特定の病気ではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合って発生します。
ストレス
心理的ストレス(仕事、家庭、人間関係)が長期間続くと、自律神経が過剰に働き、バランスが崩れる。
生活習慣の乱れ
不規則な食事、睡眠不足、運動不足などが自律神経に負担をかける。
環境の変化
季節の変わり目や気温の急激な変化が、自律神経の働きに影響を与える。
ホルモンの影響
特に女性では、月経周期や更年期によるホルモンバランスの変化が関与する。
自律神経失調症では、交感神経(興奮状態を促進)と副交感神経(リラックスを促進)のバランスが崩れることで、以下のような影響が起きます
詳しいメカニズム
交感神経の過活動
副交感神経の低下
末梢血管の異常調整
熱調節中枢の不調
消化液の分泌低下
腸の蠕動運動の低下
内臓の血流減少
セロトニン分泌の低下
ノルアドレナリンの過剰分泌
視床下部-下垂体-副腎系(HPA軸)の異常
視床下部がストレスによって働かなくなるメカニズム
視床下部は、体内の恒常性(ホメオスタシス)を維持する中枢として重要な役割を果たし、自律神経系や内分泌系(ホルモン調整)の司令塔です。
しかし、慢性的なストレスにさらされると、この視機能が低下し、さまざまな身体的不調や心理的症状を引き起こします。
視床下部は、ストレスを感知すると以下のように働きます:
コルチゾールは体にエネルギーを供給し、ストレスへの対処を助けます。
長期間にわたるストレスは、視床下部を含むHPA軸全体に過剰な負担をかけます:
この結果、視床下部が疲弊し、正常な調整機能を失います。
視床下部が正常に機能しなくなると、次のような問題が発生します:
自律神経系の乱れ
内分泌系の異常
体温調節機能の低下
睡眠障害
食欲の変化
視床下部は体の中枢として非常に重要な役割を担っています。慢性的なストレスを放置すると、全身の機能に影響を及ぼすため、早めの対応が必要です。
自律神経失調症の改善には、生活習慣の見直しとストレス管理が重要です。症状に応じて、医療的アプローチも取り入れます。
自律神経失調症の改善には、生活習慣の見直しとストレス管理が重要です。症状に応じて、医療的アプローチも取り入れます。
疾患名 | 特徴 | 原因 | 主な症状 |
---|---|---|---|
うつ病 | 精神的な症状が中心で、気分の落ち込みや意欲低下が続く | ストレス、神経伝達物質の異常、遺伝的要因 | 憂うつ感、興味喪失、不眠または過眠、食欲変化、疲労感、自殺念慮 |
パニック障害 | 突発的なパニック発作が繰り返される | ストレス、遺伝的要因、神経伝達の異常 | 動悸、息切れ、窒息感、胸痛、めまい、「死ぬのではないか」という恐怖感 |
自律神経失調症 | 自律神経のバランスが乱れ、体の不調が多岐にわたる | ストレス、不規則な生活、環境変化、ホルモンバランスの乱れ | 動悸、胃腸の不調、めまい、不眠、手足の冷え、疲労感 |
施術の流れ
対応可能なエリア
施術内容の詳細
専門分野と取り組み
筋肉や神経の痛み、内臓疲労(胃、腸、肺など)、睡眠障害、脳疲労へのアプローチを得意とし、特に出張型施術では清潔感と衛生管理を徹底。鍼灸治療では、鍼の長さや太さをお客様の状態に応じて調整し、リラックスしながら安心して施術を受けていただける環境を整えています。
また、指圧をベースとしたマッサージのほか、スポーツマッサージやトリガーポイントを狙った施術も可能です。お客様の体調やお好みに応じて柔軟に対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
こんな方におすすめ
長年の疲れや痛みをそのままにしておくと、日常生活や仕事のパフォーマンスに影響が出ることも少なくありません。早めのケアが、健やかな体と充実した毎日を支えます。都心部の富裕層のお客様に向けたオーダーメイドの施術を提供しておりますので、ぜひ一度お試しください
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