足首の捻挫

・足首の捻挫とは

・足首の捻挫の原因・メカニズム

・足首の捻挫を治していくには

・足首の捻挫は年齢で変わる

更新日 2025年2月16日

足首の捻挫とは

突然起こるからわかりにくい

足首の捻挫は、スポーツや日常生活で起こりやすいケガの一つです。特に、段差でつまずいたり、運動中にバランスを崩したりした際に発生しやすく、足関節の靭帯(じんたい)が過度に引き伸ばされたり、一部が損傷したりすることで痛みや腫れが生じます。

足首の捻挫は、一般的に「内反捻挫(ないはんねんざ)」と呼ばれるものが多く、足の裏が内側に向いてしまうことで外側の靭帯に負荷がかかることで起こります。重症度によっては、単なる靭帯の伸張から部分断裂、完全断裂まで進行することもあります。

足首の捻挫の原因・メカニズム

放置には注意

足首の捻挫が起こる主な原因

段差でつまずいたり、道がデコボコしていると足を取られやすくなります。
スポーツでは、走る・ジャンプする・方向転換するときにバランスを崩すと捻挫しやすくなります。
足首を支える筋力が弱いと、ちょっとした衝撃でもグラつきやすくなります。
サポートが足りない靴やヒールを履いていると、足首が不安定になりやすいです。

 

足首の捻挫のメカニズム

足首には、骨をつなぐゴムのような「靭帯」があります。この靭帯が普段は足を安定させていますが、強い力がかかると伸びすぎたり、一部が切れたりしてしまいます。

軽い捻挫では靭帯が少し伸びるため、痛みはありますが歩くことができます。
重い捻挫では靭帯が部分的に切れたり、完全に切れたりするため、腫れて歩けなくなることもあります。

適切なケアをしないと、靭帯が緩んだままになり、何度も捻挫しやすくなるので注意が必要です。

足首の捻挫を治していくには

軽症か重症かの見極めが大切

足首の捻挫を早く回復させるためには、適切な処置とリハビリが重要です。

1. 捻挫直後の応急処置(RICE処置)

RICE(ライス)処置とは、捻挫の初期対応として推奨される方法です。

  • Rest(安静):患部を動かさず、負担をかけないようにする。
  • Ice(冷却):氷や保冷剤をタオルに包み、15〜20分ほど冷やす。
  • Compression(圧迫):包帯やテーピングで適度に固定し、腫れを抑える。
  • Elevation(挙上):足を心臓より高い位置に上げ、血流をコントロールする。

2. 炎症が落ち着いた後の回復ケア

炎症が治まった後は、リハビリを行いながら機能回復を目指します。

  • ストレッチと可動域トレーニング:足首の動きを徐々に広げていく。
  • 筋力トレーニング:ふくらはぎや足の裏の筋肉を強化し、再発を防ぐ。
  • バランス訓練:片足立ちやバランスボードを使い、足首の安定性を向上。

3. 整体・鍼灸でのアプローチ

整体や鍼灸を活用することで、回復を早めることが可能です。

  • 関節のアライメント調整:足首のズレを正し、自然な動きを取り戻す。
  • 筋膜リリース:足首周囲の筋肉の緊張を緩め、血流を改善する。
  • ツボ刺激:足首の痛みを和らげるため、経絡(けいらく)を整える施術。

足首の捻挫は年齢によって違う

ポイントは筋力の変化!

子供の捻挫を放置すると大人になってからどうなる

子供の頃の捻挫を適切に治療しなかった場合、大人になって以下のような問題が起こる可能性があります。

① 足首の不安定性(足関節不安定症)

  • 靭帯が緩んだまま成長すると、足首の関節が不安定になり、歩くたびにグラつく状態になる。
  • 軽い衝撃でも捻挫を繰り返しやすくなり、スポーツだけでなく日常生活でも足首の痛みが続くことがある。

② 変形性足関節症

  • 捻挫を放置すると、関節のズレが慢性化し、軟骨がすり減って変形性関節症を引き起こすことがある。
  • 特に、40〜50代以降になると、足首の痛みや動かしにくさが出やすい

③ 体のバランスが崩れ、他の部位に負担がかかる

  • 足首の動きが悪くなると、無意識に膝や腰でバランスを取るようになり、膝痛・腰痛の原因になる。
  • 体の軸がズレることで、肩こりや頭痛にもつながることがある。


 どうすれば足首の捻挫を防ぎ、後遺症を防げるのか?

足首の捻挫は適切に治療し、リハビリを行えば後遺症を防ぐことができます。

① 捻挫後は必ず適切な処置を行う

  • RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)を徹底し、靭帯の損傷を最小限に抑える。
  • 整体や鍼灸を活用し、足首のズレや筋膜の緊張を整える。

② 足首の安定性を高めるトレーニングを行う

  • ふくらはぎの筋力強化(カーフレイズ、チューブトレーニングなど)。
  • バランス能力向上(片足立ち、バランスボール、スロートレーニング)。
  • 足の柔軟性を維持(足首回し、ストレッチ)。

③ 正しい歩行・姿勢を意識する

  • 足を引きずるクセがないか確認し、歩行のバランスを整える
  • 適切な靴を選び、足首への負担を減らす(クッション性のある靴、サポート力の高いインソールなど)。

年齢での注意点

年齢で組織の柔軟性は変わる

① 子供(成長期:6〜18歳)

特徴

  • 靭帯よりも骨が弱いため、捻挫ではなく「成長軟骨(骨端軟骨)」の損傷や剥離骨折を起こしやすい。
  • 捻挫を繰り返すことで、骨の成長に悪影響を及ぼし、足の形が変形する可能性がある。
  • 痛みを感じにくく、捻挫してもすぐに動いてしまう傾向がある。

注意点

  • 捻挫を軽く考えて放置すると、成長に伴い足関節の安定性が低下し、大人になってから慢性的な痛みや足の変形(偏平足・外反母趾)につながる可能性がある。
  • しっかりと固定し、リハビリを行いながら正しい歩行や運動を身につけることが大切。

 

② 若年〜中年(18〜50歳)

特徴

  • 靭帯が柔軟で回復力が高いが、運動習慣によっては捻挫のリスクが高まる。
  • 急な運動や、無理な動きによって捻挫しやすい。
  • 初期対応を誤ると、慢性的な痛み(足関節不安定症)に発展することがある。

注意点

  • 一度捻挫すると靭帯が伸びたままになることが多く、再発リスクが高い。
  • 捻挫後は、筋力トレーニングやバランス強化を行い、足首の安定性を回復させることが重要。

 

③ 高齢者(50歳以上)

特徴

  • 骨密度が低下しているため、捻挫だけでなく「骨折」や「関節の変形」を伴うことが多い。
  • 筋力やバランス能力の低下により、足首が不安定になりやすい。
  • 転倒による捻挫が多く、放置すると歩行困難になるリスクがある。

注意点

  • 捻挫をきっかけに活動量が減り、筋力低下が進行すると、寝たきりのリスクが高まる。
  • 早期回復を目指し、リハビリや整体・鍼灸を活用して可動域を維持することが重要。

出張整体・出張鍼灸について

 

  1. 出張整体・出張鍼灸施術のメリット
    • 自宅でリラックスしながら受けられる
    • 子育て中や忙しい方でも便利
    • 通院が難しい高齢者や障害のある方への対応
    • 仕事が忙しく、普段昼間に受けることができない方へ
    • 出張などでホテルで本悪的な施術を受けたい方
  2. 施術の流れ

    • ホテルやご自宅へ→到着後すぐに準備→ 施術 → アフターケアの提案
    • 移動には30分ほどいただいています
    • 出張整体・鍼灸での服装はTシャツと半ズボンが理想です
    • 鍼灸用のTシャツをお渡ししますのでご連絡ください
  3. 対応可能なエリア

    • 地域名を具体的に記載(例:東京23区、神奈川の特定地域)
    • 出張費用の有無や条件
  4. 施術内容の詳細

    • 整体、鍼灸をメインとした施術になります
    • 他にもストレッチやリハビリ程度の運動も提案可能です

3. 自己紹介と院の特徴

    • 専門分野と取り組み
      筋肉や神経の痛み、内臓疲労(胃、腸、肺など)、睡眠障害、脳疲労へのアプローチを得意とし、特に出張型施術では清潔感と衛生管理を徹底。鍼灸治療では、鍼の長さや太さをお客様の状態に応じて調整し、リラックスしながら安心して施術を受けていただける環境を整えています。

      また、指圧をベースとしたマッサージのほか、スポーツマッサージやトリガーポイントを狙った施術も可能です。お客様の体調やお好みに応じて柔軟に対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

      こんな方におすすめ

      長年の疲れや痛みをそのままにしておくと、日常生活や仕事のパフォーマンスに影響が出ることも少なくありません。早めのケアが、健やかな体と充実した毎日を支えます。都心部の富裕層のお客様に向けたオーダーメイドの施術を提供しておりますので、ぜひ一度お試しください

      • 忙しくて治療院に通う時間がない方
      • 自宅でリラックスしながら治療を受けたい方
      • 外出が億劫で体調改善を後回しにしている方

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