味覚障害

・味覚障害とは

・味覚障害の原因・メカニズム

・味覚障害を治していくには

・味覚障害と一緒に起きる症状

更新日 2025年2月16日

味覚障害とは

体の危険信号!

味覚障害とは、味を感じにくくなったり、味がまったく分からなくなったりする状態を指します。甘い・酸っぱい・苦い・塩辛い・うま味といった基本的な味が変化することもあり、食事の楽しみが減るだけでなく、食欲の低下や栄養不足、誤飲のリスクが高まることもあります。

味覚障害の原因はさまざまで、一時的なものもあれば、長期間回復しないこともあります。特に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)後に味覚障害を経験する人が増え、味覚の重要性が再認識されるようになりました

味覚障害の原因・メカニズム

原因は多数!

1. 味覚はどのようにして味を感じるのか?

私たちが味を感じるのは、舌にある「味蕾(みらい)」という味覚細胞が、食べ物の成分をキャッチしているからです。味蕾は舌だけでなく、口の中や喉にも存在し、ここで味を感知すると、味覚神経を通じて脳へ情報が伝えられ、味として認識されます

この流れを簡単に表すと、次のようになります。

  1. 食べ物の成分が舌の表面に付着する
  2. 味蕾(味を感じる細胞)が味の情報をキャッチ
  3. 味覚神経を通じて脳(味覚野)に情報を送る
  4. 脳が「これは○○の味だ」と認識

このシステムが正常に働いていることで、私たちは食べ物の味を正しく感じることができます。

2. 味覚障害のメカニズム(どこに問題があるのか?)

 

味覚障害は、この味を感じ取るシステムのどこかに異常が起こることで発生します。大きく分けて、以下の3つの原因が考えられます。

① 味蕾(味覚細胞)の異常(味をキャッチできない)

 

舌にある味蕾がダメージを受けると、味をうまく感知できなくなります。味蕾の異常が原因の場合、一時的なものも多く、味蕾が再生すれば回復することが期待できます

主な原因として、

  • 亜鉛不足(味蕾の再生には亜鉛が必要)
  • 口腔内の乾燥(唾液が少ないと味が伝わりにくくなる)
  • 口内炎や舌の炎症(味蕾が傷つくと味を感じにくくなる)
    などが挙げられます。

② 味覚神経の異常(味の信号が脳に届かない)

 

味蕾でキャッチした味の情報は、顔面神経や舌咽神経を通じて脳に送られます。この神経に異常が起こると、味覚が正しく伝わらなくなり、味覚障害が発生します。

主な原因として、

  • ウイルス感染(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス)
  • 交通事故や外傷による神経の損傷
  • 脳神経の圧迫(腫瘍や神経疾患)
    などが挙げられます。

③ 脳の異常(味の情報を正しく処理できない)

 

味覚の情報を処理する脳の部位(味覚野)がダメージを受けると、味は感じるものの、それを正しく認識できないことがあります。

主な原因として、

  • 脳卒中(味覚を司る領域が損傷)
  • アルツハイマー病やパーキンソン病(神経の変性による味覚低下)
  • 加齢(味覚神経の働きが鈍る)
    などが挙げられます。

味覚は味蕾がダメージを受けると戻らない可能性も

細胞が生きていれば

新型コロナウイルス感染症の後遺症として、味覚障害が長引くケースが報告されています。これは、ウイルスが味蕾や味覚神経にダメージを与え、味の信号が正しく伝わらなくなるためです。

なぜ味覚が戻らないことがあるのか?

味蕾は通常、再生能力を持っていますが、完全に破壊されると回復が難しくなることがあります。

  • 風邪やアレルギーによる一時的な味覚障害なら、数日~数週間で回復することが多い
  • ウイルス感染で味蕾や味覚神経が損傷すると、回復に数ヶ月~1年以上かかることがある
  • 味覚神経や脳がダメージを受けた場合は、味覚が戻らない可能性がある

味覚を治していくには

根気強さは必要!

味覚障害を改善するためには、原因に応じた対策が必要です。

1. 口の中の環境を整える

  • 唾液の分泌を促すために、よく噛んで食べる
  • 口の乾燥を防ぐために、こまめに水分補給をする
  • 口腔内の衛生を保ち、舌を優しくブラッシングする

2. 栄養バランスを整える

  • 亜鉛を多く含む食品(牡蠣・レバー・ナッツ類)を積極的に摂る
  • ビタミンB群(豚肉・玄米)を取り入れて神経の働きをサポートする

3. 味覚トレーニングを行う

  • レモンやコーヒー、昆布だしなどの異なる味を意識的に味わう
  • 1日2回、3ヶ月以上続けることで味覚の回復を促す

4. 鍼灸で血流を改善する

  • 合谷(ごうこく):味覚を調整する働きがある
  • 翳風(えいふう):耳の後ろにあり、神経の流れを整える
  • 足三里(あしさんり):消化機能を改善し、体全体のバランスを取る

出張整体・出張鍼灸について

 

  1. 出張整体・出張鍼灸施術のメリット
    • 自宅でリラックスしながら受けられる
    • 子育て中や忙しい方でも便利
    • 通院が難しい高齢者や障害のある方への対応
    • 仕事が忙しく、普段昼間に受けることができない方へ
    • 出張などでホテルで本悪的な施術を受けたい方
  2. 施術の流れ

    • ホテルやご自宅へ→到着後すぐに準備→ 施術 → アフターケアの提案
    • 移動には30分ほどいただいています
    • 出張整体・鍼灸での服装はTシャツと半ズボンが理想です
    • 鍼灸用のTシャツをお渡ししますのでご連絡ください
  3. 対応可能なエリア

    • 地域名を具体的に記載(例:東京23区、神奈川の特定地域)
    • 出張費用の有無や条件
  4. 施術内容の詳細

    • 整体、鍼灸をメインとした施術になります
    • 他にもストレッチやリハビリ程度の運動も提案可能です

3. 自己紹介と院の特徴

    • 専門分野と取り組み
      筋肉や神経の痛み、内臓疲労(胃、腸、肺など)、睡眠障害、脳疲労へのアプローチを得意とし、特に出張型施術では清潔感と衛生管理を徹底。鍼灸治療では、鍼の長さや太さをお客様の状態に応じて調整し、リラックスしながら安心して施術を受けていただける環境を整えています。

      また、指圧をベースとしたマッサージのほか、スポーツマッサージやトリガーポイントを狙った施術も可能です。お客様の体調やお好みに応じて柔軟に対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

      こんな方におすすめ

      長年の疲れや痛みをそのままにしておくと、日常生活や仕事のパフォーマンスに影響が出ることも少なくありません。早めのケアが、健やかな体と充実した毎日を支えます。都心部の富裕層のお客様に向けたオーダーメイドの施術を提供しておりますので、ぜひ一度お試しください

      • 忙しくて治療院に通う時間がない方
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      • 外出が億劫で体調改善を後回しにしている方

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