高血圧

・高血圧とは

・高血圧の原因・メカニズム

・高血圧を治していくには

・高血圧と関係ある症状

更新日 2025年2月10日

高血圧とは

体の危険信号!

高血圧とは、血液が血管の壁に強い圧力をかけ続ける状態のことです。
通常、血圧は 収縮期血圧(上の血圧)140mmHg以上、拡張期血圧(下の血圧)90mmHg以上 が高血圧と診断される基準となってきます。

高血圧は、最初は自覚症状が少ないため放置されがちですが、脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気を引き起こすリスクを高めるため、適切な管理が重要になってきます。
特に、生活習慣の改善や鍼灸治療を取り入れることで、血圧を自然に調整することが可能になります。

高血圧の原因・メカニズム

原因は多数!

血圧は 心臓が血液を送り出す力血管の抵抗 によって決まります。高血圧は、以下のような原因によって血圧が上昇することで発生します。
 

1. 血管が硬くなる(動脈硬化)

血管の柔軟性が失われると、血液が流れる際の抵抗が増し、血圧が上昇します。加齢や脂質異常、糖尿病が進行すると、血管内にコレステロールが沈着し、血管が狭くなってしまいます。

2. 血液量の増加

塩分の過剰摂取により、体内のナトリウム濃度が高くなると、体は水分を保持しようとします。その結果、血液量が増え、血圧が上がります。

3. 自律神経の乱れ

交感神経が過剰に働くと、血管が収縮し、血圧が上昇します。ストレスや睡眠不足が続くと、交感神経の興奮が抑えられず、慢性的な高血圧につながることがあります。

4. 腎臓の働きの低下

腎臓は、体内の塩分と水分のバランスを調整し、血圧をコントロールする役割を担っています。腎機能が低下すると、余分なナトリウムや水分を排出できなくなり、血圧が上がります。

 

高血圧の主な原因

高血圧は 本態性高血圧(原因が明確でない)二次性高血圧(病気が原因) の2種類に分けられます。

1. 本態性高血圧(90%以上を占める)

塩分の過剰摂取:ナトリウムの影響で血液量が増加
運動不足:血管の柔軟性が低下し、血流が悪化
ストレス:交感神経が活発になり、血管が収縮
加齢:血管が硬くなり、血流の圧力が増す

2. 二次性高血圧

腎臓の病気:ナトリウムと水分の調整がうまくいかない
ホルモン異常:副腎や甲状腺の異常が血圧に影響
睡眠時無呼吸症候群:呼吸が止まることで酸素不足になり、血圧が上がる

高血圧を治していくには

生活習慣、鍼灸、薬で改善!

1. 塩分を控える

塩分の摂取量を1日6g以下に抑えることで、血圧の上昇を防ぐことができます。味付けを薄めにしたり、カリウムを多く含む野菜(ほうれん草、バナナ)を摂ることで、ナトリウムを排出しやすくなります。

 

2. 適度な運動

ウォーキングや軽い筋トレを習慣化することで、血流が良くなり、血管の柔軟性が向上します。特に 有酸素運動(30分程度のウォーキング) は血圧を下げる効果が高いです。

 

3. ストレスを減らす

ストレスによって交感神経が過剰に働くと、血管が収縮し血圧が上昇します。深呼吸や瞑想、趣味の時間を作ることが、血圧の安定につながります。

鍼灸が血圧を下げる仕組み

① 副交感神経を活性化する
鍼灸によってリラックス効果が高まり、体の緊張も抑えやすくなり交感神経の過剰な興奮を抑えることで血圧が下がりやすくなります。

② 血流を改善する
ツボを刺激することで、血管が広がり、血液の循環がスムーズになります。
特に 合谷(ごうこく)、太衝(たいしょう)、内関(ないかん) などのツボが効果的です。

③ 腎臓の働きをサポートする
腎臓の血流を良くすることで、余分な塩分や水分の排出が促され、血圧のコントロールがしやすくなります。
腎臓の働きを良くし、

高血圧になりやすい症状

ポイントは筋力の変化!

1. むくみ(浮腫)

特徴

  • 足や顔、手が腫れぼったく感じる
  • 朝起きたときに顔がむくんでいる
  • 靴下の跡がくっきり残る

なぜ高血圧になりやすいのか?
むくみは、体内に余分な水分やナトリウム(塩分)が溜まっている状態です。
塩分を摂りすぎると、体が水分を保持しようとし、その結果、血液量が増加して血圧が上昇します。また、腎臓の機能が低下すると、余分な水分や塩分を排出できず、血圧が上がりやすくなります。

対策

  • 塩分の摂取を控え、カリウムが豊富な食品(バナナ、ほうれん草など)を摂る
  • 適度な運動をして血流を改善する
  • お風呂やマッサージで血液の循環を促す

 

2. 頭痛やめまい

特徴

  • 朝起きたときに頭が重い、ズキズキする
  • 立ちくらみやふらつきを感じることが多い
  • 突然の動作でクラクラする

なぜ高血圧になりやすいのか?
血圧が高いと、血管に強い圧力がかかり、頭部の血流が過剰になったり不足したりするため、頭痛やめまいが起こります。特に、血管が狭くなっていると、脳への血流が安定せず、ふらつきを感じやすくなります。また、高血圧が続くと、脳卒中のリスクが高まるため、早めの対策が必要です。

対策

  • 深呼吸やリラックス法で自律神経を整える
  • 水分をしっかり摂り、血流をスムーズにする
  • カフェインやアルコールの摂取を控える
     

 

3. 動悸や息切れ

特徴

  • 軽い運動や階段の上り下りで息が切れる
  • 心臓がドキドキして落ち着かない
  • 安静時でも動悸を感じることがある

なぜ高血圧になりやすいのか?
動悸や息切れは、心臓や血管に負担がかかっているサインです。高血圧の状態が続くと、心臓は強い圧力に耐えようとして、より強く血液を送り出そうとします。その結果、心臓が疲れやすくなり、動悸や息切れを引き起こします。また、高血圧は心臓の肥大や不整脈のリスクを高めるため、心臓に負担をかけない生活が大切です。

対策

  • 1日30分程度の軽い運動を習慣にする
  • 食生活を改善し、血管を柔らかく保つ
  • ストレスを溜め込まないようにする
高血圧になりやすい症状の比較表

高血圧になりやすい症状の比較表

症状 特徴 高血圧との関係 対策
むくみ(浮腫) 足や顔が腫れぼったくなる。靴下の跡がくっきり残る。 体内のナトリウムと水分が増加し、血液量が増えることで血圧が上昇。 塩分を控え、カリウムを多く摂取。適度な運動と温浴で血流を改善。
頭痛やめまい 朝起きたときに頭が重い、ズキズキする。立ちくらみやふらつきがある。 血管の圧力が過剰になり、脳への血流が不安定になることで頭痛やめまいが発生。 リラックス法で自律神経を整え、水分補給をしっかり行う。カフェインやアルコールを控える。
動悸や息切れ 軽い運動や階段の上り下りで息が切れる。安静時でも心臓がドキドキする。 血圧が高いと心臓の負担が増し、強い力で血液を送り出すため動悸や息切れが起こる。 1日30分程度の軽い運動を習慣化。ストレス管理を行い、血管を柔らかく保つ。

出張整体・出張鍼灸について

 

  1. 出張整体・出張鍼灸施術のメリット
    • 自宅でリラックスしながら受けられる
    • 子育て中や忙しい方でも便利
    • 通院が難しい高齢者や障害のある方への対応
    • 仕事が忙しく、普段昼間に受けることができない方へ
    • 出張などでホテルで本悪的な施術を受けたい方
  2. 施術の流れ

    • ホテルやご自宅へ→到着後すぐに準備→ 施術 → アフターケアの提案
    • 移動には30分ほどいただいています
    • 出張整体・鍼灸での服装はTシャツと半ズボンが理想です
    • 鍼灸用のTシャツをお渡ししますのでご連絡ください
  3. 対応可能なエリア

    • 地域名を具体的に記載(例:東京23区、神奈川の特定地域)
    • 出張費用の有無や条件
  4. 施術内容の詳細

    • 整体、鍼灸をメインとした施術になります
    • 他にもストレッチやリハビリ程度の運動も提案可能です

3. 自己紹介と院の特徴

    • 専門分野と取り組み
      筋肉や神経の痛み、内臓疲労(胃、腸、肺など)、睡眠障害、脳疲労へのアプローチを得意とし、特に出張型施術では清潔感と衛生管理を徹底。鍼灸治療では、鍼の長さや太さをお客様の状態に応じて調整し、リラックスしながら安心して施術を受けていただける環境を整えています。

      また、指圧をベースとしたマッサージのほか、スポーツマッサージやトリガーポイントを狙った施術も可能です。お客様の体調やお好みに応じて柔軟に対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

      こんな方におすすめ

      長年の疲れや痛みをそのままにしておくと、日常生活や仕事のパフォーマンスに影響が出ることも少なくありません。早めのケアが、健やかな体と充実した毎日を支えます。都心部の富裕層のお客様に向けたオーダーメイドの施術を提供しておりますので、ぜひ一度お試しください

      • 忙しくて治療院に通う時間がない方
      • 自宅でリラックスしながら治療を受けたい方
      • 外出が億劫で体調改善を後回しにしている方

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