肉離れ

・肉離れとは

・肉離れの原因・メカニズム

・肉離れを治していくには

・筋繊維のちぎれ方・肉離れの種類

・肉離れが起こりやすい場所

・鍼灸での肉離れアプローチ

更新日 2025年2月21日

肉離れとは

体の危険信号!

肉離れとは、筋肉が急激に引き伸ばされることで、筋繊維が損傷してしまう状態のことをいいます。
スポーツをしているときや、急に動いたときに発生しやすく、主に太もも(大腿四頭筋・ハムストリングス)やふくらはぎ(腓腹筋)で起こりやすいのが特徴です。

肉離れの特徴

  • 急に「ブチッ」「ピキッ」という痛みが走る
  • 筋肉を動かすと痛みが強くなる
  • 腫れや内出血が生じることがある
  • 筋肉が硬くなり、動かしにくくなる

痛みの程度によっては歩けなくなることもあり、適切な処置をしないと再発しやすくなるため注意が必要です。

肉離れの原因・メカニズム

原因は多数!

肉離れは、筋肉が強く引き伸ばされたときに発生します。特に、収縮しながら力を発揮している状態(エキセントリック収縮)のときに起こりやすいです。

1. 筋肉の伸びすぎによる損傷

筋肉が縮もうとしているときに、反対の方向へ強く引っ張られると、筋肉の繊維が耐えきれずに断裂します。
これは、スポーツ中や急な動作で起こりやすいです。

例:

  • ダッシュやジャンプの着地で太ももやふくらはぎを痛める
  • サッカーやバスケットボールで急に方向転換したとき

2. 筋肉の柔軟性不足

筋肉が硬い状態で急に動くと、負荷に耐えられずに損傷しやすくなります。

例:

  • ウォーミングアップ不足で筋肉が硬いまま運動を始める
  • 長時間座った状態から急に動く

3. 筋疲労や血流の低下

疲労がたまると、筋肉の柔軟性が低下し、動きが悪くなります。また、血流が悪くなると筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、回復が遅くなります。

例:

 

  • 長時間の運動で筋肉が疲れすぎている
  • 寒い環境で体が冷え、血流が悪くなっている

肉離れを治していくには

見極めないと長引くかも

1. 予防方法

  • 運動前のストレッチ(筋肉を柔らかくする)
  • ウォーミングアップを十分に行う(血流を促進し、筋肉を温める)
  • 水分補給をしっかりする(脱水は筋肉の硬直を招く)

2. 肉離れになったときの応急処置

RICE処置(ライス処置)が基本です。

  • Rest(安静) → 動かさずに負担をかけない
  • Ice(冷却) → 15~20分間氷で冷やし、腫れや炎症を抑える
  • Compression(圧迫) → テーピングや包帯で軽く圧迫し、腫れを防ぐ
  • Elevation(挙上) → 足を心臓より高くして血流を促す

3. 回復期のリハビリ

  • 炎症が落ち着いたら温める(温熱療法)
  • 軽いストレッチやリハビリ運動を行う(徐々に筋力を回復)
  • 鍼灸治療で血流を改善する(筋肉の回復を早める)

筋繊維のちぎれ方・肉離れの種類

ちぎれた筋繊維の数が大切

1. 筋肉の損傷のメカニズム(筋繊維のちぎれ方)

筋肉は、無数の筋繊維(筋細胞)が束になって構成されており、それらが伸縮することで力を生み出します。
しかし、強い衝撃や急激な伸張が加わると、筋繊維がちぎれて損傷が発生します。

筋繊維のちぎれ方(損傷の度合い)

筋損傷は、大きく3つの段階に分けられます。

① 軽度(グレード1)|筋挫傷(きんざしょう)

筋繊維がわずかに傷ついた状態

  • 筋繊維の一部に微細な損傷があるが、完全には断裂していない
  • 炎症や腫れ、軽い痛みがあるが、動かせる
  • 例:軽い打撲や筋肉痛に近い状態

他の名称:筋打撲(きんだぼく)、挫傷(ざしょう)
筋肉に外部からの衝撃が加わることで発生するケースもある。

 

② 中度(グレード2)|部分断裂(肉離れ)

筋繊維が部分的に断裂している状態

  • 損傷が筋繊維の束に及び、痛みが強くなる
  • 内出血や腫れが見られることが多い
  • 動かすと激痛が走り、筋力が低下する
  • 例:スポーツ中に急激な動作で「ブチッ」となる

他の名称:肉離れ(にくばなれ)
特にスポーツや急な動きで発生することが多く、適切なリハビリが必要。

 

③ 重度(グレード3)|完全断裂

筋繊維が完全に切れてしまった状態

  • 筋肉の一部または全体が断裂し、機能しなくなる
  • 激しい痛みと、筋肉の陥没や変形が見られることがある
  • 手術が必要になることもある
  • 例:アキレス腱断裂や大腿四頭筋の完全断裂

他の名称:筋断裂(きんだんれつ)、腱断裂(けんだんれつ)
腱が切れた場合は、腱断裂として分類される。

 

肉離れの起きやすい場所

① 筋肉の中央部(筋腹)

  • 最も一般的な肉離れの部位
  • 筋繊維が集中しているため、ダメージを受けやすい
  • 太もも(ハムストリングス)やふくらはぎ(腓腹筋)に多い
     

② 筋肉と腱のつなぎ目(筋腱移行部)

  • 筋肉と腱が合流する部分
  • 筋肉の伸縮による負荷が集中するため、損傷しやすい
  • アキレス腱や大腿四頭筋に多い
     

③ 腱自体の断裂

  • 筋肉ではなく、腱が断裂するケース
  • 腱は血流が少ないため回復が遅い
  • アキレス腱断裂や膝蓋腱断裂(ジャンパー膝)

鍼灸での肉離れアプローチ

鍼灸治療の理論は主に体に傷をつけてその方の身体の悪いところをご自身にわからせて治りや回復を早くするように促す治療方法です。

 

特に肉離れは炎症を抑えて、怪我の部分への血流循環を良くし栄養を行き渡らせることがとても大切になってきます!

主な治療方法としては損傷具合の確認をしつつ、周りの筋肉や靭帯、腱へのアプローチを徹底的に行います。

また、針が苦手な方でも受けることのできる痛みの少ない針でのアプローチ可能です。

効果の違いとしてはありません!

鍼の太さや刺激具合は人によって異なります。
体が大きいから太い鍼というわけでもありません。

大切なのは筋肉がどれだけ回復するかが勝負になります。

よく人と比べてしまうことが多いと思いますが、人によって筋肉の繊維の数やちぎれた数は全く違うと思います。

ですので他の人と比べてしまうのは治りを遅くさせる原因の1つになります。

特にスポーツをやっている方は焦りやすいことが多いです。

 

主に肉離れ治療では期間と頻度が重要です。

少し違和感があるけど行けそうなどというパターンは後に慢性的になり知らず知らずに可動域がかわり私生活やスポーツでのプレーに影響があります。

肉離れの治療に関しては急いでいなければ完治をさせた方がいい症状です。

 

治療をしていて慢性的になって完治していなければ治療に変化を持たせるのがおすすめです!

ぜひ一度身体のケアも考えてみてください。

出張整体・出張鍼灸について

 

  1. 出張整体・出張鍼灸施術のメリット
    • 自宅でリラックスしながら受けられる
    • 子育て中や忙しい方でも便利
    • 通院が難しい高齢者や障害のある方への対応
    • 仕事が忙しく、普段昼間に受けることができない方へ
    • 出張などでホテルで本悪的な施術を受けたい方
  2. 施術の流れ

    • ホテルやご自宅へ→到着後すぐに準備→ 施術 → アフターケアの提案
    • 移動には30分ほどいただいています
    • 出張整体・鍼灸での服装はTシャツと半ズボンが理想です
    • 鍼灸用のTシャツをお渡ししますのでご連絡ください
  3. 対応可能なエリア

    • 地域名を具体的に記載(例:東京23区、神奈川の特定地域)
    • 出張費用の有無や条件
  4. 施術内容の詳細

    • 整体、鍼灸をメインとした施術になります
    • 他にもストレッチやリハビリ程度の運動も提案可能です

3. 自己紹介と院の特徴

    • 専門分野と取り組み
      筋肉や神経の痛み、内臓疲労(胃、腸、肺など)、睡眠障害、脳疲労へのアプローチを得意とし、特に出張型施術では清潔感と衛生管理を徹底。鍼灸治療では、鍼の長さや太さをお客様の状態に応じて調整し、リラックスしながら安心して施術を受けていただける環境を整えています。

      また、指圧をベースとしたマッサージのほか、スポーツマッサージやトリガーポイントを狙った施術も可能です。お客様の体調やお好みに応じて柔軟に対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

      こんな方におすすめ

      長年の疲れや痛みをそのままにしておくと、日常生活や仕事のパフォーマンスに影響が出ることも少なくありません。早めのケアが、健やかな体と充実した毎日を支えます。都心部の富裕層のお客様に向けたオーダーメイドの施術を提供しておりますので、ぜひ一度お試しください

      • 忙しくて治療院に通う時間がない方
      • 自宅でリラックスしながら治療を受けたい方
      • 外出が億劫で体調改善を後回しにしている方

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